コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス②

From: Hatch
前回は、1.個人情報を得る、2.おれコロナ詐欺、3.無資格で申請代行についてお伝えしました。

今回は3つの怪しいビジネスに加えて、助成金等の不正受給のペナルティについて、解説します。

目次

1.着手金詐欺

例えば、

・○○助成金や○○助成金などいくつかの助成金を高確率で受給できるノウハウがある。着手金として○○万円必要

などと勧誘し、着手金を渡すとその後音信不通になっていしまう典型的な詐欺のケース。

これも他の詐欺と同様に「助成金がもらえる可能性がある」とマスコミなどが喧伝をする一方「方法がわからない」というところにつけこまれると、意外に引っかかってしまう人が多いので注意が必要

2.手数料をずるずる搾取

 

つづいては手数料をずるずる引っ張る詐欺
着手金詐欺と導入は似ているが、着手金を持って飛ぶわけではない。

・御社であれば複数の助成金の受給が可能です。他のところは、成功報酬などで、高い手数料を提示しますが、私どもは月額○万円で継続的に助成金情報のご提供とサポートさせていただきます。

このように条件を提示し、顧問料を受け取るものの進捗らしい報告を定期的に送ってくるだけで、実際には受給までいくこともなくズルズルと顧問料を搾り取ろうとするケース

具体的に進捗を確認しても、言い訳ばかりでノラリクラリとかわし続ける。

こちらの問題点は、詐欺と断定するのが難しく、被害届などを出したとしてもほぼ捜査されることはない点である。

3.助成金ブローカー

 

最後に、助成金不正受給のブローカー

・私に任せていただければ、通常もらえる金額より多くの助成金をもらうことができます。今はほぼ申請が通る状況なので、やらないのはもったいない。申請内容も必要な名義類もこちらで準備できますよ

これは一見美味しい話に見える。

言っていることは本当で、現在のような国難時の緊急を要する時は、助成金申請受付の対応としては、書類不備がなければとりあえず申請を通す

この手口の最大の問題点は、依頼側も助成金の詐取の共犯となるところに加えて、主として罰を受けるのは「申請を行ったあなた」になってしまうのである。
話を持ちかけた人間は知らぬ存ぜぬで逃げ切れる可能性も出てくる。

例えば、雇用調整助成金で不正が発覚した場合、給付金額は返還を求められ、場合によっては利息などを上乗せして返還。さらに企業名などが公表される事となっている。

4.不正受給のペナルティは後で来る

 

不正を行っても申請が通って入金されれば問題がないだろう。

と考える人もいると思いますが、既述の通り、緊急時の助成金は書類不備がなければ一旦通す対応がされる。

例えば、雇用調整助成金であれば、厚生労働省の労働局に不正捜査の専門官チームが存在しており、かなり敏腕のメンバーが揃えられ、不正の調査を専門に行っている。

根無し草の詐欺師や、不正受給をして飛ぶ予定の経営者ならよいが、事業を真面目に取り組むあなたにはリスクをきちんと把握してほしい。

まとめ

もらえるものは貰うべきですが、美味しい話を持ってくる人には注意してください。

以上、2回に渡り「コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス」の解説でした。

Hatch.

コロナ助成金の裏にはびこる怪しいビジネス②

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