5G普及で期待される米国株3選

From:Hatch
コロナ禍により、通信やそれに伴う5G関連企業の長期的な発展が予想される。
※5Gとは、第5世代移動通信システムのことで世界の国々がしのぎを削っている。

今回は5G関連の米国株を3点紹介します。

ファストリー(FSLY)

この銘柄のポイント

アメリカではトラフィックの多くの部分を、動画配信サービスであるNetflixのトラフィックが占める。

今後はますます多くのデータがユーザーに常時提供される時代がやってくる。

ファストリーはあまり表には出てこないが、裏側で配信やセキュリティ分野を担う企業

100ドル以下で、徐々に買い集めたい。

ファストリーの10年チャート

ファストリーの概要

ファーストリー(Fastly, Inc.)は、リアルタイムのコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の会社である。

【事業内容】同社は、配信、セキュリティ、ストリーミングメディア、電子商取引及びプライベートCDNの分野でサービスを提供する。

同社のサービスを使用すると、ユーザーはトラフィックの急上昇を管理し、セキュリティの脅威を軽減できる。

同社のサービスはGoogle Cloud Platformと連携し、コンテンツ配信、バックエンドワークロード、インフラストラクチャコスト及びスケーラビリティのためにユーザーのインフラストラクチャ及びアプリケーションロジックを拡張する。

同社のストリーミングメディアサービスは、ライブ及びビデオオンデマンド(VOD)のビデオコンテンツのグローバルな配信を提供する。

同社のエッジクラウドプラットフォームは、プログラム可能でアジャイルソフトウェア開発をサポートするようにゼロから設計される。

プラットフォームは、プログラム可能なエッジ及びソフトウェアで定義された最新のネットワークという主要コンポーネントで構成される。

プログラマブルエッジは、開発者にリアルタイムの可視性及び制御を提供する。

シスコシステムズ(CSCO)

この銘柄のポイント

シスコシステムズは、老舗のネットワーク機器を製造する企業。

システムに関わる方なら、一度は聞いたことがある名前ではないだろうか。

今後はエッジコンピューティングなどが普及し、あらゆるものにネットワーク機器が浸透してくることが予想される。

ネットワークを支える老舗企業として、長期的に見てまだ買ってもいい価格帯であると考える。

40ドル以下で買いたいところである。

シスコシステムズの10年チャート

シスコシステムズの概要

シスコ・システムズ(Cisco Systems Inc)は、ネットワーキング、セキュリティ、コラボレーション、アプリケーション及びクラウドにわたる各種テクノロジーの設計・販売を行う。

【事業内容】アメリカ、ヨーロッパ・中東・アフリカ、アジア太平洋・日本・中国の3つの地域別セグメントを通じて事業を行う。

製品とテクノロジーには、インフラストラクチャプラットフォーム、アプリケーション、セキュリティ及びその他の製品が含まれる。

インフラストラクチャプラットフォームは、スイッチング、ルーティング、データセンター製品及びワイヤレス等のコアネットワーキングテクノロジーで構成され、ネットワーク機能を提供し、データを転送及び保存する。

アプリケーション製品カテゴリは、主にコアネットワーキングとデータセンタープラットフォームを利用して機能を提供するソフトウェア関連の製品で構成される。セキュリティ製品カテゴリには、主に統合脅威管理製品、脅威セキュリティ製品、ウェブセキュリティ製品が含まれる。

子会社であるThousandEyes, Incは、インターネット及びクラウドインテリジェンスプラットフォームを提供する。

ノキア(NOK)

この銘柄のポイント

日本ではもうあまり耳にしない企業になってしまったが、通信関連の老舗企業。

長期トレンドが、下降気味であるが安値圏であるため、購入を検討しても良い。

4ドル以下での購入をしたいところである。

ノキアの10年チャート

ノキアの概要

ノキア(Nokia Corporation)はモバイル・ブロードバンド、技術開発と免許取得を中心とするネットワーク・インフラストラクチャと関連サービスのグローバルなプロバイダーである。

【事業内容】同社の事業はノキア・ネットワークスとノキア・テクノロジーズを含む。同社は4つの事業区分により構成される。

ブロードバンド事業はラジオとコア・ビジネス・ラインを通じてモバイル音声向けのネットワーク・ソリューションとデータ・サービスを含むモバイル・オペレーターを提供する。

グローバル・サービス事業はネットワークを構築・維持するサービスを有するモバイル・オペレーターを提供する。

ノキア・ネットワーク等の事業はネット・セールスと販売関連コスト、ノンコア事業の営業費用を含む。

ノキア・テクノロジーズ事業は技術開発・免許取得に従事する。

ラジオ・ビジネスは第2(2G)と第5世代(5G)技術を含む。

コア・ビジネスは移動交換ポートフォリオ及び音声・パケットコアソリューションを含む。

今回のまとめ

今回は5Gに関する米国株を3つご紹介しました。

投資関連についても、今後も配信していきますので、Twitterをフォローして最新情報を入手してください。

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